一正蒲鉾株式会社|新潟市

「一正蒲鉾株式会社」より高橋さんにお話を伺いました!

◎最初に事業内容についてお聞かせください

一正蒲鉾は、主にかまぼこを始めとする水産練製品の生産販売をしている食品メーカーです。また、もう一つの主力の事業として舞茸の生産販売事業も行っています。さらに、かまぼこの原料となる魚の栄養素からDHAやEPAを詰め込んだサプリメントの販売といった取り組みも行っています。近年は水産練製品の海外進出にも力を入れています。加えて、エコトレーや再生可能エネルギーの取り組みでCO2排出量削減をメインとした環境問題へも注力しています。

◎インターンシップの全体の詳しい流れをお聞きしました

一正蒲鉾では、一つの職種にフォーカスしたインターンシップではなく、食品メーカーにおける一つの商品が出来上がるまでの成り立ちや、部署同士の連携・関わりについて学んでいただくようになっています。インターンシップの日数としては5日間となっており、詳しい流れとしては以下のようになっています。

<全体の流れ>
1日目 企業の概要説明・かまぼこの基礎知識の学習・工場見学
2・3日目 商品開発や開発技術を扱う部署にて、新商品の試案・試案した新商品の試作
4日目 品質保証(賞味期限、商品の安全性の保ち方)についての学習
5日目 工場の機械化や自動化の仕組みを学び、自動化のプログラムの制作

全体の流れの中にはグループワークも設けられています。また、座学や見学だけでなく、実際に手を動かして物を作る体験も含まれており、幅広い職種の体験をすることができるプログラムになっています。

舞茸生産ライン

◎インターンシップで養える能力について

インターンシップでは、メーカーにおける商品が出来上がるまでの流れや、一つの新しい商品が生まれるまでの協力についてを学ぶことができます。そのため、業務の流れについての知識や、部署の体制などの知識については間違いなく養うことができると考えます。

◎どのような人にインターンシップに参加してほしいか

まずは、食品メーカーに興味ある人が良いと考えています。一正蒲鉾のインターンシップでは、様々な職種を体験できるため、食品メーカーの基盤となる考え方を学ぶことができると考えています。
また、現在就職活動における軸に悩まれている方や、今後自分がどのように活躍していくか決め切れていない方にも、ぜひ参加していただきたいです。様々な職種を体験いただくことで、自分自身の興味や適性など、新たな発見を得ることにも繋がり、有意義な体験をすることができるのではないかと考えています。
一正蒲鉾という企業について、「かまぼこ=伝統食」といったことから古風なイメージを持たれる方が多いと感じています。しかし、今までの練製品の概念にない新しい商品の開発に取り組んでいる企業でもあるため、フレッシュな発想のある人や、誰もしたことのないことをやろうとするチャレンジ精神のある人も大歓迎です。
また、専門的な知識のない方でも、全く問題なく参加いただけます!

◎新入社員の1年間の流れについて

入社後、まず3週間程の新入社員研修が開催されます。かまぼこの基礎知識から、社会人としての心構え、電話対応や名刺交換のマナーについてを学びます。少し変わった部分だと、営業車の運転をする機会などがあるため、安全面を考慮して車の運転練習もあります。その後は、各部署によって動きが変化しますが、大抵は半年ほど先輩のサポートを受けながら仕事を行っていき、ステップアップしていくという形になります。半年経った後は、再び1日~2日程のフォロー研修があり、近況報告や現時点での悩みの共有を行っています。
翌年の3月には、2年目研修を受け、先輩としての振舞い方やどのように成長していったら良いのかのすり合わせを行います。長期間で様々な面から人財を育成する流れとなっています。

◎社風や職場の雰囲気について

多様性にあふれて自由な社風になっていると感じます。私服OKなところなど、個人の働きやすさが反映されやすい社風があると考えます。職場はアットホームで優しい方が多い印象です。話しやすくて、慎ましやかな方が多いと感じます。
また、資格を取る機会に積極的な会社であるため、業務時間内に資格の勉強時間があったり、資格取得にかかる費用は企業が負担してくれたりと、自身のスキルアップや成長へと繋げやすい職場となっています。

◎ライフワークバランスについて

一正蒲鉾では、ワークライフバランスではなく、”ライフ”ワークバランス”という言葉を使用しています。これには、社員には仕事よりもまず生活を重視してほしいという思いが込められています。自由な働きやすさや生活に力を入れており、一つ例を挙げると、フレキシブルな休日の取り方ができるようになっています。具体的には1ヶ月の間で8〜11日の休日を業務の都合上支障ない範囲で自由に取得できるシフト制です。都合に応じて3連休にしたり、土日以外に休日を入れたりすることが可能です。そのため、平日の用事や子育てをしやすい体制になっています。

また、福利厚生について、本社の敷地内に保育園があり、昨年は男女共に育児休業率100%となっています。結婚出産・ボランティア活動や自己啓発のために取得できる休暇制度も充実しています。

敷地内の保育園

◎入社の決め手とやりがいを教えてください

高橋さん:元々就職では、地元の新潟に貢献できる企業を選びたいと考えていました。また、大学で水産食品について学んでいたため、その知識を生かせる職場に行きたいと考え、一正蒲鉾を選択しました。
普段の仕事は、採用担当や研修担当を行っており、社員教育をすることが多いです。そのため、「研修が為になった。良かったよ」と言っていただけると嬉しさを感じます。また、自身の行った研修が、社員の働きやすさや成長に繋がることに、やりがいを感じます。

この仕事に向いている人について

高橋さん:弊社の中で活躍している方々の印象は、様々な属性の方と円滑にコミュニケーションが取れる方が多いです。社会人になると、自分の苦手な人や異なる価値観を持つ人と当たり前に接します。そういった方とのコンタクトに物怖じしない方が向いている人だと考えます。食品メーカーが一つの商品を作る際は、どこかの部署の同じ人だけが動いているわけではないため、リンクしながら、協力し合いながら、円滑に色々な属性の人と関われる人が良いと思います。

学生の内にした方が良いことや今生きている経験

高橋さん:学生の皆さんには、普段自分が関わらないようなタイプの人ともたくさん話してほしいです。例えば、ボランティアでは、年齢や価値観が異なる初対面の人と協力し合いながら物事を進めます。そういった経験からは、コミュニケーション力を養うことができると考えます。私自身、学生の頃から卓球を続けており、当時は社会人チームに交ざり、練習をしていました。様々な人との交流は、より幅広い方との調整力の向上に繋がったと考えます。

これからインターンシップを考える学生に一言お願いします!

高橋さん:弊社のプログラムでいうと、皆さんがパッとイメージしやすいような内容の仕事だけではなく、モノ作りをする会社においての一連の流れや部署間の業務内容を一通り学べる内容となっています。そのため、食品メーカーに興味のある人はもちろんですが、就職活動の軸が定まっていない人も、就職活動の視野が広がるような学びを得ることができると考えます。皆さんの一助となれるように尽力してまいりますので、ぜひご参加ください!

高橋さん、貴重なお話をありがとうございました!

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